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アメリカでは結婚しにくい未婚女性が増えている

 アメリカで未婚の女性達が非常に結婚しにくい状況に陥っているというレポートがあります。実際、独身女性の数は1970年代に3000万人だったのが今では約2倍近い5500万人(2005年)に増えています。

 なぜこれほど独身女性が増えてしまったのか。実際にはいろいろ原因があるのでしょうが、ひとつはストレートな男性の数が意外と少ないことが挙げられます。アメリカでゲイの男性は750万人。そしてレズビアンの女性が350万人だとすると、ストレートな女性は1億900万人で、ストレートな男性は9800万人。つまり、女性と男性の比率が53:47。男性の場合にはもっと状態が厳しく、ティーンエイジャーのうちに事件や事故に巻き込まれて死亡する比率も高く、女性対男性の比率は成人で56:44です。しかも、男性の場合は、成人になっても受刑者となる率が高く、それをとりのぞくと女性対男性の比率が57:43。しかも、大学の進学率は女性の方がずっと高く、黒人女性の場合、知的な男性を見つけることは非常に厳しいという現実になっているのです。

 こんなに女性に厳しい時代はかつてアメリカにはなかったであろうといわれるほどなのです。この傾向は日本にはまったく関係がないのかといわれればそうでもない。1970年に180万人だった25歳~49歳の未婚女性の数は2005年には560万人と約3倍の増加になっています。こうしたシングル女性の増加は昔のようにお見合いを本人が黙っていても次々と持ってくるおせっかいな近所のおばさんや親戚のおばさまがほとんどいなくなってしまったことも原因のひとつです。そして、結婚しなくても男女の雇用や給料の差が昔ほどではない今の現状でなんとなく親元にいた方が楽と考えるうちに年をとってしまう人も少なくないのです。

 しかし、こうした世の中のトレンドの中で人口減少も起きているわけですから、できるだけお見合いのチャンスを増やすような信用力の高いネットマッチングのニーズは今度非常に高まってくると考えられます。また、40代以上で結婚をしてみてもいいと思う男女は増えてくるわけですから、結婚適齢期が今までの固定観念のように20代~30代全般と固定化するのではなく、結婚適齢期は20代から延々と60代以上まで拡張して自分の気に入る相手をネットお見合いの中でしっかり探していくような新しいビジネスや、新しいトレンドが出てくる時代になってきたといえるでしょう。

 また、一方でこうした人口の男女の構成比の異常を是正するには中国のように男性が10%以上多い国がアメリカの女性と結婚するチャンスを増やしていくなど、グローバルな視点から国際結婚をより一般化することで問題も解決していけるのではないかという気がします。

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