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首掛け式の空気清浄機 ~アメリカのマーケット事情~

 テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の中で最近流行の新商品を紹介するコーナーはトレたま(トレンドたまご)と呼ばれていて、とてもおもしろいコーナーです。

 最近、このトレたまのコーナーでアメリカ製の首掛け式の空気清浄機イオンサプライはアメリカ軍がテロ対策でも使っているということで、非常に目を引くものでした。早速、取り寄せてイオン測定をしました。その時のテレビでもイオンを発生している図解があったので、その販売会社にも問い合わせたりしながら実験をしたわけです。実際のところはプラスイオンは出るのに、マイナスイオンはまったく出ないという変なというか、どうしようもないガラクタでした。

 実際には東急ハンズなどで、マイナスイオンの小型発生装置としてもはっきりと明記されて売られているのにがっかりです。空気清浄をイオンがするメカニズムは空気中のダスト、ゴミ、ウィルス、ウィルスの死骸などがプラス帯電していて、マイナスイオンと出会うことで除電され、床に落下していくからです。

 昨今のように新型インフルエンザや、巨大な災害のあとの感染症の世界的流行が懸念される時代には飛行機の中や満員電車、エレベーターの中など、見知らぬ人同士が混雑した中で遭遇し、そこで感染症をもらってしまうこともあり得るので、こうしたものは重さが首掛け式で軽く、300グラム~500グラム程度の非常に軽いもので、それなりの価値があると考えられます。特にアレルギーのある人などでは空気の汚れで喘息が発生してしまうことを考えると非常に有効です。自分が移動する時に自分が移動する口の周りを中心に守られるからです。「トレたま」でやっていたものもそういったものでは期待値が大きかったのですが、実際には体を酸化させるプラスイオンしか出ていないという点が問題でした。そして、その後いくつかの首掛け式のアメリカ製のものを買い集め、それぞれにマイナスイオンを測定したところ、「トレたま」で紹介していない別のメーカーのものが非常に優れていることがわかりました。「Air Tamer」という機種です。


■「Air Tamer」年別売り上げグラフ

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 これはマイナスイオンが数百万個出ていてプラスイオンはゼロでした。15億人が毎年飛行機を使っている今日、飛行機のうち84%のキャビンの空気は何度も繰り返し循環しているので、その結果としてウィルスやバクテリアなどをかいてまき散らす効果があるといわれています。ヘパフィルターが飛行機の中で使われるようになったとはいえ、まだ十分に機能しているとは言い難い状態です。それにテロなどもあって、アメリカでは1999年~2005年にかけて、こうした空気清浄機は使っている人の人口が310万人から2005年には570万個になってきています。

 またこの間、空気清浄の機能を持たせるものとして、当初は90%近いシェアを持っていたヘパフィルターが今日では、空気イオンによって空気を清浄化する(マイナスイオンの利用)にとって変わられつつあり、だいたい55%以上がイオンサプライタイプに変わりつつあります。


■ヘパタイプとイオン放出型のシェア推移

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 アメリカでは現在、小型の首掛け型の小型イオン供給の空気清浄機は4種類売り出されていて、値段もだいたい8000円から14000円程度。と手頃です。空気中のダストの一つであるタバコのダストがどれくらい消去するかということを測定したりしながらイオンの有効性を検証しています。

 テロの時代であり、災害の時代であり、シックハウスの時代であり、さらにパンデミックといわれる世界的感染症の流行時代の今日、やっぱり首掛け型の小型イオン供給の空気清浄機はとても便利だと思います。そして買うならば、やはり本当にマイナスイオンが出てるものを買いたいものです。 filter stream社のものです。

 それにしても、アメリカでこれほどマイナスイオンの空気清浄機が小型化ししかも社会的に受け入れられているのも驚きだし、ヘパフィルターによって空気を循環させながら空気中のダストを集める方法から、一方的にイオンを出しながら、ダストを下に落としていくタイプで集塵しないタイプが受け入れられているのを知って、これもまた驚きでした。

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