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脂肪が増えるのは筋肉が減っているから(1)

 基礎代謝という言葉はなんとなくわかりにくいですね。しかし、一方では基礎代謝が下がるというのは今では常識的に使われる言葉になりつつあります。寝ている間も24時間燃えてなくなっていくカロリー、もしくは熱量といえばよいでしょう。

 人間が消費するエネルギーで寝ても起きていても基本的に失われていく、もしくは燃えていくエネルギーはエネルギー消費全体の60%~75%になります。そして、運動や活動、大脳の頭脳活動で失われていくエネルギーが25%~40%。これで考えると運動によって消費エネルギーを高めよう。というのは、あまり大きなエネルギーでないことがわかります。この基礎代謝は体温維持のためという目的がありますが、これらの熱を生産しているのが筋肉です。肝臓や腎臓などの臓器、その他血液の流れ、白血球などの活力はすべてこの体温の温度によって支配されているので、寝ている間も含めてエネルギーを燃やし続けていかなければならないのです。

 ところで40代を過ぎる頃から代謝が悪くなり、若い時と同じ量を食べても、それらが完全にエネルギーとして燃焼しなくなり、あまったエネルギーは脂肪として備蓄されることになります。痩せにくい体を実感するのはこの頃からです。若い頃だったら、ちょっと体重が増えても一週間のうちに少し食事を減らしたりするだけでストンと体重が落ちたのに意識して食事を減らすのにもかかわらず、体重が減っていかない。ということを自覚するようになります。それではこの基礎代謝を高める方法は一体どうしたらいいのか。を考えてみましょう。

 基礎代謝を上げるにはまず、第一に筋肉量を落とさないようにむしろ増えていくように努力することです。体脂肪は年齢とともに上がっていき、逆に筋肉量は年齢とともに下がっていくのです。ここのところは体脂肪体重計を使えば、体重の中の脂肪分とそれ以外の体重とを計算できるようになっています。しかし、体脂肪体重計はあまり正確ではないという欠点があるのが残念なところです。

 筋肉を増やすとどんないいことがあるのかをもう一回おさらいすると、筋肉のミトコンドリアで脂肪分が燃焼していくので、あまった脂肪を燃焼し、それを体熱に変える作業を積極的に行うにあたっても筋肉が多ければ多いほどしっかり行われていくということになります。そこで、運動はどんな運動がいいのかという具体的な運動の種類の話になりますが、基本的には運動をすることを無酸素呼吸と有酸素呼吸の運動のどちらがいいのかということはその人の好き嫌いによっても長続きする方を選ぶというしかありません。一番大事なのは、どんな動作をする時でもそれが運動につながっているという意識をしっかり持つことです。運動をするのにジムに行かなければならないわけではありません。

 人は寝ている以外の時間はすべて運動に結びつく動作をしているわけですから、どんな動作をするにしても、それを意識的にするか、無意識でだらしなくするかで筋肉に負荷ををえる動作になっているかどうかで決まってきます。美しい動作というのはコアマッスルと呼ばれる体の幹の部分、姿勢を支える筋肉によって支えられています。

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