haru.

4泊5日の香港滞在 その2

 香港二日目は、娘の友人のイスラエル人が中国のショウコウ(蛇口)でビジネスパートナーをしているとかで、娘について多少のビジネスの話を交えながらショウコウ(蛇口)まで行ってきました。香港からシンセンの都会のひとつであるショウコウに行くとは夢にも思わなかったので、意外な旅の一幕でした。街のスケールが大きく、船で約一時間かかってショウコウの港に着き、出迎えのイスラエル人、ランさん(31)に出迎えてもらっての街角の見学は思いの外スムーズでした。

 都心に行くのに約30分、そこには丸の内の高層オフィスビルが林立するのと同じような風景があり、その中にグッチやベルサーチ、プラダやフェラガモ、ヴィトン、シャネルなど、おなじみの世界の一流店舗がそのビルの1、2階を美しく彩っている風景。そしていかにも入りづらそうなガードマンがドアマンをしている風景は北京もショウコウも同じ感じでした。

minato.jpg

 これほど大きなビルやこれほど大きなショッピングモールが林立するとは、そして、ほとんど北京の風景と変わらない風景がどこまでも続いているとは思わなかったので、一同びっくり。娘は「牛がのんびりと田んぼの中で田をすきかえしている風景が見られると思っていたので、目が回るほどびっくりした。」とランさんに言っていました。

 イスラエルから来たランさんもこのショウコウの街に住み始めて一ヶ月半だそうで、英語のできる中国女性とソーラーシステムを使った数々のアイデア商品を考え出し、デザイナーと組んで、そのアイデアを世界中の電気製品メーカー、1000社以上に送りつけてビジネス化しているとのこと。パテントもとらないでよくビジネスになるものだ?そんなことをしたらアイデアだけをパクられてしまわないかしら。と思いましたが口には出しませんでした。

 ついでに、ランさんの住んでるアパートの家まで見せてもらいました。4LDKで5万円。マンションはエスカレーターつきの40階建て。グリーンのガラス張りで透明感溢れるビルはとてもモダンで美しく、2階にあるプロムナードには花が咲き乱れていました。これで5万円なの?と香港の値段と比べてあまりの不動産の値段の違いに驚き。これが香港なら都心では50万以上。都心から40分くらい離れたところでは30万~40万はするはずです。一階にいるガードマンはむっつりしたおじさんですが、(とてもコンシェルジェとは言えない)後ろのボタンを開けてエレベーターホールに行かせてもらえるのですが、この人も24時間の仕事だそうです。ドアは2重ドア、ここらへんが日本のマンションと違うところでしょう。

 おもしろかったのは、一階のロビーにガラス張りの15畳くらいの麻雀ルームがあり、そこには麻雀台が3、4台置かれていておじいさんやおばあさんはここで一日中、麻雀を楽しむのだそうです。よく見ればマンションの棟ごとにこうした麻雀ルームがあるので、お年寄りもここでは孤独にならずに楽しめるというわけです。

 ソーラーシステムは確かに今後、ますます技術が進化すれば1平方メートルあたりの光から電力への変換率が高くなり、(今は世界中で平均80%だそうです)さらにコストも安くなり、そして薄く、軽くなればそれこそ電力を賄うのに原子力も石油もいらない時代が早く来るのではないかと楽天的な気持ちになります。日本のソーラーは中国製よりもはるかに価格が高く、2倍近くするとのことでした。ソーラーをアパートやマンションの天井に張り付けるだけではなく、壁面全部をソーラーで囲むように建設し、ビルやマンション、一戸建ての電力はそれこそ、お釣りがくるほど作れる時代に早くなってほしいものです。彼の考案では、ソーラーつきのハンドバッグ型冷蔵庫のアイデアをしきりと熱っぽく語ってました。確かに山や海に行った時にビールの2、3本がソーラーを使って冷やされていたらすごくありがたい。早く実用化されるといいのにな。と思いつつ、そのアイデアが盗まれないことも祈りつつ....。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://haru.dr-sugahara.net/mt/mt-tb.cgi/823

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)