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日本人の鬱とストレスの傾向と対策2

 脳に強いストレスを受けると、免疫系、自律神経系、内分泌系の働きにダメージを与え、体のさまざまな部分に不調を起こしてしまうのです。心の病気というと、精神だけに影響を与えると思われがちですが、体だけに不調が現れる場合も多く、このようなストレスが原因で起こる体の不調を「心身症」といいい、「心身症」は病名でなくあくまで病体を表すものです。

 したがって、診断名は体にでた病気の方になります。多いのは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などです。ただし、精神科や心療内科であれば、一般の胃潰瘍(心身症)などです。

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 結婚や離婚、妊娠、出産、受験、病気、引っ越し、リストラ、カードローンの借りすぎ。家賃が払えなくなりそう。貯金がどんどん減る。多重債務者になりそう。夫婦げんかがそれらの上記の原因のため、増えすぎる・・・。また、子供のひきこもり、登校拒否、外での学校外での万引きなどの行為などなど・・・。家族が抱える問題や個人が抱える問題は年々、大きくなりつつあります。

 特に現代の日本のように年々、経済力の地盤沈下が起こり、企業業績がよくなっても個人の給料は上がらず、むしろ下がる傾向。さらに、消費税や住民税、健康保険料の増加など、今まで計画的に生活していた人に思わぬ衝撃が走るような国からの支出要求がくりかえされると、使えるお金が減ってしまうためのストレスもあります。

 これらのすべてが複合的原因となって鬱病になったり心身症になったりします。鬱病の人でも吐き気をもよおすとかめまいがする、動悸、息切れが激しい、手足が冷える。一方では過食に走りがち。もしくはまったく食べられない。などの肉体的な症状も同時にあらわしますので、鬱病と心身症を区分けすることすら難しいといえるでしょう。

 家族が鬱病に理解がないと、誰にも相談できないため、仮面鬱病と呼ばれるような傾向にある人も出てきます。意志が強いために弱音を吐かない・・・・。したがってその分、下痢、腹痛、眠れない。などの症状が出てくるわけです。

 最近の薬のCMで、電車通勤の中で急に腹痛になった時に飲む「水なしで飲める」というものが売りになっているものがあります。これは電車通勤が30分、1時間、急行などに乗っている時、途中下車できないので、水なしで下痢止めを飲む人が増えているという背景があるのでしょう。

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 こうした精神の病は軽いものから重いものまで、非常に多種多様になっている時代ですが、ここでネット時代がひとつの役割を果たしています。薬の名前から病名まで詳しく書き込まれているサイトがあるし、利用者の副作用なども詳しく書き込まれているので、そうした薬に対する理解は一昔前に比べたら考えられないほど一般大衆の(処方される側)の理解が高まっています。

 また、精神科を選んで通院している場合でも、Q&Aコーナーに書き込むと多数の鬱病患者の先輩方が多分、医師もその中に含まれているのでしょうが、極端な医師にぶつかっていて、うまくいかない場合には「セカンドオピニオンを求めて別の医者にかかってみたらどうかな?」などと具体的なよいアドバイスがあったりします。

 一方では、プロザック、その他の並行輸入が流行りすぎて、鬱病をきちんと医師にかからず、どの薬が自分に合うのかもろくに医師に観察してもらわずに済ませてしまうため、並行輸入薬で勝手に薬好きになり、勝手に病状を複雑に治りにくいものに誘導している人も少なくない危ない時代だといえます。

....つづく

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