中国製餃子中毒事件が波紋を広げ、原因が確定する前にさらに新しい農薬、殺虫剤が発見される厳しい状態になりつつあります。2月20日には台市)が昨年10月に販売した餃子の袋から有機リン系殺虫剤のジクロルボス、パラチオン、パラチオンメチルが一斉に検出されました。
昨年6月3日に中国・河北省の天洋食品が製造した「CO・OP手作り餃子」の袋から検出されたのは、ジクロルボスー80ppm、パラチオン1.6ppm、パラチオンメチル1.1ppmです。袋に三種類もの殺虫剤が付着したのはなぜでしょうか。専門家らは「三種類を混ぜることは通常あり得ず、偶然の混入は考えにくい」と指摘。故意犯の可能性も出ています。
これらの三種類は混ぜて使えば、相乗効果で殺虫剤としての作用が不安定になる可能性があるために混ぜて使わないように国内では指導しているものです。したがって、偶然の混入は考えにくいという結論に至るわけです。
中国側は未だに製造過程での混入はありえないという立場をとっているので、ここから先、日本ではなく中国で混入したということを立証するのは非常に困難なことになっていくと考えられます。
さて、そこでコープを愛用していた人たちは今どんなことを考えているのかということになりますが、よりレベルの高い生活クラブに入会していく人が3、4割増えたということです。また、テレビで報道されるように餃子の皮がバカ売れし、手作り餃子に切り替える人が約2倍近くに急増しているということで、これはいい傾向です。
我が家では冷凍の餃子をスーパーや生活協同組合で買ったことがないのは一言で言うとおいしくないからです。いつも手作りをしているかというとそうでもないのです。我が家の主流は手作り餃子を冷凍販売してくれるインターネット通販を利用していることです。
ひとつは宮崎のメーカーで「餃子王国」もう一つ埼玉県で通販を行う「餃子の満州」です。どちらも非常に個性的でおいしく、そして高くない値段で手に入ることが長く愛用している理由です。
宮崎の「餃子王国」は少し豚肉が少なめ、しかし、あっさりしていてこれは特許をとっているのかもしれませんが、皮の外側に片栗粉をしっかりまぶしてあって、軽くこげめをつけるように焼いたあと、いきなり150cc程度の熱湯をフライパンにまんべんなく入れ、ぱりぱりになるまで4、5分ふたをして焼くのです。
ふつうは羽根つき餃子にするためにあとの方で片栗粉入りの水を入れて蒸し焼きにするのが、この餃子に関しては誰がやってもはねつき餃子が簡単にできるし、片栗粉の買い置きがなくてもOK。
またもう一件の「ぎょうざの満州」は豚肉たっぷりでキャベツも契約農家から直接仕入れている本物です。その挽肉ですがその日、使う分は朝のうちに全部挽肉にしたものだけを利用する徹底ぶりです。

豚肉の挽肉は時間がたつと酸化したり、豚肉の風味も消えてしまうのですが、ここではその餃子の材料のフレッシュさに非常にこだわっているのが特色です。一般消費者向けに販売しているというよりは関東一円でラーメン、餃子の専門店に毎日卸しているので、そのフレッシュさのために餃子、ラーメン屋が非常に繁盛するのだそうです。
不安と恐怖の餃子の毒物混入に関してどうしたらいいのかという解答の部分では、よりおいしく、より安全な手作り餃子を冷凍してネット販売する店がもっと増えてもいいでしょう。自分の県内だけをターゲットにするなら、新聞広告で餃子の通販に打って出てもいいかもしれません。消費者の方はネットを利用するのもとても便利だし、そして内需拡大に貢献することもできるので、これもまたよい解決方法だといえるのかもしれません。
※参考 中国新聞
■ぎょうざの満州
http://www.mansyu.co.jp/