街の看板、電車のアナウンス、雑誌の飾り文字、テレビのCM・・・ちょっと気にしてみてください。日本には、英語が氾濫していると思いませんか?
たとえば、テレビのCM。某家電メーカーが「Inspire the NEXT」や「・・・is our solution」とキャッチコピーを言えば、某電話会社は「・・・Satisfaction」と歌っています。車内放送では「This train is bound for SHINOOSAKA」や「Please transfer for KARAKIDA direction」とアナウンス。ネイティブスピーカーから見て、その使い方が正しいかどうかは別問題として、日常耳にする英単語の量は半端ではない。ならば、これらの英単語をキャッチしてみてはどうだろう?
先ほどの、「Inspire the NEXT」。大手メーカーですから、みなさんも一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。「Inspire」とは「活気を与える」という意味。つまり「次の時代に活気を与える」ということなのでしょう。そう考えると、なるほどあのメーカーらしい・・・。こうして辞書を引けば、メーカーのイメージと一緒に「Inspire」の単語もしっかりと覚えられたはず。
単語帳に書かれた英単語を、片端から覚えるより、CMのイメージと合わせて単語を覚えた方が忘れない。これが人情というものではないでしょうか?
同じように「Satisfaction」は「満足」。あの携帯電話で、満足が得られるわけですね。
そして、車内アナウンス「This train is bound for SHINOOSAKA」は「この電車は新大阪方面行きです」、「Please transfer for KARAKIDA direction」は「唐木田(地名)方面はお乗り換えです」。
これだけでも、すでにいくつかの単語が覚えられたのではないでしょうか?
何の努力をしなくても、日常生活でちょっと気をつけるだけで単語力はぐんぐん増していくのです。試しに、数日、出てきた英語を手帳に書きためてみました。それで気がついたのは、受験英語で努力して覚えた英単語より、何の努力もしないで覚えた「氾濫する英単語」のほうが、日常英会話でよく使う単語なのです。こんなに嬉しいことはありません。