私は今、住宅産業の中でシックハウスのトータルVOCがゼロになり、そしてついでにマイナスイオンも出る天然素材や遠赤外線液を使った壁への塗装+炭素埋設の住宅を数年来、指導を続けてきています。
シックハウスがひどい間はプラスイオンが多く、マイナスイオンの数値が低めですが、炭素埋設をしたり遠赤外線液を塗布したあとになるとプラスイオンがマイナスイオンと逆転してカラッとしてさわやかな環境になり、もちろんトータルVOCの数値もゼロになります。これはすでに7、800棟の一戸建て住宅で実証済みです。このたびはそれをさらにスケールアップして集合住宅や集合施設で総合的に大学の建築科と共同して研究を進めていくのですが、今回、炭素埋設数十カ所を設置しながら行う場所は都と老人ホーム産業が共同で開発していく場所です。老人ホーム二つ、母子寮一つ。それを取り囲む大型公園が二つある敷地全部を実験の対象とします。
ここでは省エネとして集合施設がマイナスイオンが多くなればなるほど室内の上と下の温度差が縮まり(イオンのクーロン力で)、普段コンクリート建ての施設であれば天井と床の温度差が冬場暖房なしで15度以上差がつくところを温度差が3度から4度に縮まるということを実証的にデータをとっていきます。温度差がなくなればそれだけ暖房費もクーラーも節約になるのは当然なので、手間のトータル電気代を一般の同じ施設の~~面する予定です。そして冬場のダストの量を他の施設を実験のコントロールグループとして比較研究していきます。

また、痴呆症や健康調査、風邪ひき調査なども行う予定です。もちろんこの施設は設計上はF4スターのトータルVOCがまったくでないものを素材として使っていますが、そんな時でもVOCを計ると必ず出てくるのが常です。今回はどうでしょう。コンクリート施設は木造に比べると健康的な面から見れば、夏暑く、冬寒く、冷暖房費がかかり、大変です。こうした冷暖房費が他の施設に比べて30%でもコストダウンできたら大成功です。(電気代)
さらに、老人施設では老人から笑顔が見られないばかりか夜中の徘徊など介護の人の労働は大変です。また、寝たきりの人の車いすでの移動の介護を風呂に入れる介護など若い男性でも腰痛になるほど厳しい労働で、その割には給料はけっして高くありません。ともすれば介護する人の方からも過労で笑顔が消え、愛が消え、施設全体でとげとげした倦怠ムードが漂っている場所もないわけじゃありません。今回はそうした介護の人の健康調査も行う予定です。
また、老人の汚物処理の場所はなんといっても圧倒的な汚臭の固まりです。こうした汚物処理の場所は各階にありますがそれらも今回の総合的なイオンを発生させる炭素埋設その他のテクノロジーでアンモニア臭などの測定も合わせて行い、消臭効果があれば実験は成功したことになり楽しみです。
イオンは個数が多いとか少ないは問題ではありません。イオンというとすぐに電気製品。次に個数にこだわりますが、そんなことではなく、大きな施設の中で科学的に実験した時にこれからの高齢化社会や子供が生活する環境でより人間が健康になり、植物が繁茂しさまざまな人間の愁訴が消えていくかどうかの方がずっと問題なのです。そのことが科学的に実証されていけばこのテクノロジーは21世紀の高齢化と学校崩壊の両方に必ず役立つテクノロジーになると信じて研究に取り組んでいます。結果は学術発表だけでなく、本やテレビの特番に放送されることになるでしょう。ただし、成功した場合ですけどね。
炭素埋設法は30mの正三角形の頂点ごとに直径1m深さ1.5.粉末炭(セラミック炭)120kgを埋める環境改良方法です。(今回の研究は日本初の大きな研究になります。