ところで私の友人で夫がアメリカ人のため、シアトルに里帰りを昨年したところ、90kg近い巨漢だった義理のお母さんが25kgも痩せて実際以上若返ったように見えて驚いたという。
腰のくびれも数十年なかったのに今ではウエストマークのあるワンピースすら着られる。このダイエット方法は30年前に一世風靡したあと再び流行りだしたローカーボダイエットだった。このローカーボダイエットはここ数年アメリカで流行まくっている。砂糖、果物、炭水化物の入ったパンや麺(スパゲッティー)、ジュースなどを食べず、主にたんぱく質と脂肪、それに野菜を食べていればカロリー計算ゼロでOK。というドクターアトキンスのローターボダイエットの再来(本人はすでに亡くなっている)。アメリカは商業主義なのでこうしたダイエット方法を家庭で一生懸命に手作り料理をして頑張ってやせるのではないところが楽と言えば楽だろう。スーパーに行くとローカーボコーナーというのはしっかりあるのでそれほど選ぶのも大変ではない。ローカーボハンバーガー、ローカーボタコス、ローカーボジュース(ダイエット甘味料使用)、ローカーボアイスクリーム(ダイエット甘味料使用)。アメリカ人は元々肉食が好きなのでこの義理のお母さんもサラダと肉とアイスクリームを食べたいだけ食べながら25kg痩せたという話。実際にどんなものを食べて痩せたのか、また、現在の血液の臨床検査をやったときにコレステロールや中性脂肪に問題がないのか、その辺までは確かめられないのでスーパーローカーボダイエット食品を中心にする痩せ方をそのままお勧めするわけにはいかないが、この中には高たんぱく低糖食というよいダイエット方法の鍵が含まれているのは確かだ。